第46代理事長 森田 太郎

 

理事長所信

 

 

 

 

 

 

 

【はじめに】

 

私は2011年に先輩からの誘いで知多青年会議所の門を叩きました。知多市に生まれ育ち社業も日々の生活もすべてこのまちで行っておきながら、まちへの興味が全くありませんでした。また、としての常識や大人としてのマナーもろくにできない状態でした。そんな自分を変えてくれるきっかけを与えてくれたのが知多青年会議所でした。入会当初は、皆30代の方ばかりで20代前半で入会した私は居場所を求める為にとにかく我武者羅に活動を行いました。そこで多くの人に出会い自分自身の青年会議所活動方針を見つけ出すことが出来ました。この人が来るなら行こうかなという想いからはじまり、この人に頼まれたなら、この人のためならばと、想いが変化し仲間を想う心こそが、活動の根源であると学びました。その学びから仲間を想う心【男気】が生まれ、自身の変化と周りの影響力に気づかされました。影響力を発揮できれば、仲間を想う心【男気】が個人の周りからまち人へと大きく伝播し、巻き込むことができます。その好循環こそが明るい豊かな社会につながるきっかけであると信じ、運動発信を続けることで新たな時代へ想いを上書きし、強い影響力を持ったJAYCEEの集合体である我々が、まちの未来をより豊かにできるよう創造してまいります。

 

 

 

 

 

【会員拡大】 

 

青年会議所は日本全国各地にあり、所属メンバーが減少している地域が増えてきています。青年会議所に限らず人財不足、後継者不足という問題を抱えている団体、企業は少なくありません。幸いにも近年、知多青年会議所は20代の若いメンバーに恵まれ組織全体の人数も増えつつあり、全国的に青年会議所全体の在籍年数が平均5年と言われている中、組織の若年化は非常に理想的な環境だと感じます。しかしこの環境に甘えていては、10年後20年後はどうなっているのでしょうか。おそらく、まちへ与える影響力は弱くなり、まちから求められる運動発信も難しくなるでしょう。先輩諸兄から紡いできた歴史や伝統を受け継ぐのは我々知多青年会議所メンバーしかできません。一人でも多くのメンバーを増やし未来への後継者を育成すると共に、歴史や伝統を紡ぎ、さらに魅力のある組織を築き上げる必要があります。知多青年会議所の魅力は仲間の結束です。子供のころに比べ、大人になると新しく仲間を作ることは容易ではありませんが、青年会議所は共に同じ目的に向かい時間を共有し、切磋琢磨することで強い結束ができます。まずは交流会やオリエンテーションなど拡大候補者と交わる機会を設け、興味を持ってもらうきっかけを創るためにも自分たちが本気で楽しみ相手に伝えなくてはいけません。そのためにメンバー間でのコミュニケーションを積極的に図り、誰もが存在感を示すことのできる環境を作りあげ、その魅力を発信しましょう。また、学びは参加することで必ずついてきます。知多青年会議所以外の各団体が企画する事業にも積極的に多くのメンバーを巻き込み、青年会議所の楽しさを伝え、「一人でも多くの成長できる機会を提供したい!」そのような強い想いで会員拡大活動を行い、魅力ある団体として多くのメンバーで活躍できる未来を創りあげます。

 

 

 

 

 

【人財育成】 

 

青年会議所の使命は「青年が積極的に創造し開拓するために、能動的に活動できる機会を提供する」とあります。しかし、機会は与えられただけでは活かせません。与えられた機会を最大限に活かす、めにも「今」必要なことはなにか、何をするべきかを自ら考え即行動に移す行動力と、柔軟に何事も吸収できる力をもって挑戦する心が必要です。そのためにもメンバーの意識変革と育成を行い、さらに影響力をもった人財へと成長させます。そして、積極的にまだしらない魅力ある地域を発掘し実際に触れ学び、他の魅力的な人との接点を持ちます。魅力ある地域や人に触れることでメンバーが感化され、自身の行動に対する意識の変化にもつながり、能動的に活動できる機会が増えます。また、その機会を活かすためには新たな文化を創造し発信すべきであります。多くの人々への影響を与えるためにも、まちや人との繋がりをもつことで多くのインスピレーションが生まれ新しい文化の創造をするきっかけへとつなぎます。そして、他の魅力的な人や地域からのヒントを我々のものとし、知多青年会議所の力でもある影響力を発揮できる人財へとなることは、地域に求められる組織であると考え、インフルエンサーとなる人財を増やしまちの活性化につなげて行きます。

 

 

 

【組織の基盤と情報発信】

 

基盤とはものを積み上げていく土台であり、本来外に見えるものではありません。組織においても、人事構成や財源構成等、内部におけるものであり基礎となります。会議体として円滑に事業や会議を行うためにも、この基盤を強固な物にする必要があります。まずはその基盤の弱点を見つけ出すために基盤を可視化します。適切な総務・財務の管理や情報をまとめデータ化、グラフ化等で発信することで可視化でき、組織の強み、弱みが見えてきます。強みはさらに伸ばし、弱みは克服していきます。土台は一人で作るものではなくメンバー全員で作り上げるものだと考えます。メンバー全員が知多青年会議所に所属しているという意識を更に高め、経験年数の長いメンバーから積極的に若いメンバーへ教え伝える事で誰もが理解し統一したルールの元、活動を行える素晴らしい環境づくりで組織の基盤を構築し円滑な運営につなげます。また、情報発信において、人の興味をそそることは大変難しいことです。それでも人間は好奇心という素晴らしい心を持っています。誰にでも好まれ心をそそる奇抜な発信こそが人の興味を引くきっかけとなることは間違いありません。そんな人の心をそそる奇抜なアイデアを生み出すためにも型にこだわることなく常に新しいことにアンテナを張り、敏感に反応し取り入れ、人の意識に残るような情報を発信していき、知多青年会議所の知名度をさらに広げ市民から求められる組織にします。

 

 

 

 

 

【組織力向上】 

 

「規律」この言葉はどうしても固いイメージが湧いてきます。しかし組織にとっての規律とは細かいルールを定め、守らせるのではなくメンバー全員が同じ目的を持ち、組織のために優先的に行動する事が連携のとれた規律ある組織となります。この先、どんな困難がこようと立ち向かえるためにも組織力の向上が必要となります。そのために重要な要素はコミュニケーションとモチベーションです。組織といってもやはり個人の集合体です。それぞれが能力を持っていても一部の人間だけで発揮していては組織としての力を十分に出せない可能性があります。誰もが個の力を発揮し、その力をまとめられることができれば組織力は無限大です。また、その力を維持するためにモチベーションが必要となります。縦の関係も重要ですがモチベーションを保つためにも横の関係を重視し、全員が同じ目的の元、組織のために個の力を発揮することこそが高い組織力をもった団体となれます。皆で同じ目的に向かい組織のためにそれぞれが力を発揮し、どんな困難にも立ち向かって参ります。

 

 

 

 

 

【青少年育成】

 

子共のころ、なにかに夢中になり時間を忘れ友達と過ごしたことは誰にでもあると思います。その中で共に目的を達成したり、時にはケンカをしたりと社会のルールや仲間への友情を少しずつ学び成長していきます。しかし現代は一人でも遊べる環境が増え、自己主張の最たる闘争心を育む場が減ってきていることが、危惧されます。大人になり社会に出た時に自分の想いを伝えられないからこそ、ゆとり世代さとり世代と言われてしまうのではないでしょうか。「~世代」と一つのくくりにされているままでは個の力は発揮できず埋もれてしまいます。社会に出た時に自身の存在価値を高められるためにも、地域の宝である子どもたちに他を尊重し、自身の意見を言える大人へと導く必要があります。そのために一番効果的な物はスポーツであると考えます。決められたルールの元、他を尊重し自己主張できる効果的な環境を創りだし成長に導きけるよう最善の行動をとります。

 

 

 

 

 

【出向から学ぶ】

 

青年会議所には各地域の青年会議所から愛知ブロック協議会や東海地区協議会、日本青年会議所に世界のJCIまで、自分が望めば大きな出会いや成長の機会があります。自分自身も出向を通し、大きな学びを得られました。知多青年会議所からも毎年多くの出向者を輩出していますが、自ら外での成長を望むために、相当な覚悟をもって挑んでいます。少しでも学びを得て、知多青年会議所に持ち帰り発揮していただくことが組織としての成長にもつながります。残ったメンバーで、全力でサポートし出向したメンバーが全力で学べる機会の提供を行います。そこでの経験をメンバーで共有することで今後、更なる出向者を輩出し常に新しい風を入れ、他の青年会議所との連携を図り、どんな困難にも迅速に立ち向かえるフットワークの良い組織へとつなげて参ります。

 

 

 

【おわりに】

 

全国的に青年会議所の平均在籍年数の低下が危惧されているなか、フレッシュなメンバーに恵まれていることに感謝を噛みしめ、今後知多青年会議所がさらなる発展と、どんな困難にも立ち向かえられるよう組織力強化に積極的に力を発揮します。また、メンバー全員が仲間のために常に考え行動できる人財へと成長し、誰もがお互いに想いを伝えられる環境づくりに努めて参ります。私が理事長としてまちのため、組織のため、メンバーのためにと動けるのは365日しかありません。1日、1日を大切にメンバー全員取り残すことなく牽引し、これまでの知多青年会議所45年間の想いを胸に全力で努めていります。

 

 

 

 

 

知多青年会議所 2020年度 スローガン

 

 

 

OVERRIDE GENERATION

 

~仲間を想う強い心で新しい時代へと上書きして行こう~

 

 

 

基本理念

 

一人ひとりが常に仲間のために考え最善の行動をとる

 

 

 

基本方針

 

・インフルエンサーとなりえる人財の育成

 

・新たな文化の創造に繋げられる人財の育成

 

・自己主張できる青少年の育成

 

・繋がりの強い組織の構築

 

総務・財務の適切な管理と奇抜な広報の実施

 

・自ら楽しめる会員拡大の実施

・仲間のための積極的事業への参加